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仁和寺と御室派のみほとけ展

随分と遅くなってしまったが、昨日やっとこさ仁和寺展に行くことが出来た。


IMG_6619.jpg

昨日は、冬に逆戻りしたような寒さ。
それに加え雨と風があって、いやいや寒かった~。


仁和寺展での目指すところは、葛井寺の千手観音!

それなので、絵巻や文書などで構成される第一会場を無視してw主に仏像彫刻で構成される第二会場から入った。
ほら、音声ガイドを聴きながら観覧する人は順番通りに進むので、その集団が来ないうちに御室派寺院の彫刻を堪能しようと。

第二会場に入ってほどなくすると、仁和寺観音堂が再現されており、これはかなりの迫力。
しかも、写真撮影可ですってよ、奥さま!


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バーン!

度重なる焼失と再建を繰り返し、現在残るのは江戸初期に再建されたもの。
江戸期の仏像群が居並ぶさまは、賑々しいことこの上ない。

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↑中尊の千手観音立像。

しかし、形式化が進んで動きが硬い江戸期の仏像よりも、同じく再現された壁画に魅せられたのだった。
仁和寺観音堂壁画、かなり良いです。


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↑餓鬼の描写が容赦ない。
(さり気に韻を踏んでいるよっw)

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↑殺生するんじゃねーぞ、の図。


そうして向かったは、葛井寺千手観音坐像。


葛井寺千手1

↑借り物画像だが、このようにお出ましになっている。

合掌手も含めて1041本の手!
各手には眼が描かれているので、十一面千手千限観音菩薩坐像が正しき呼び名になる。

天平年間の作で、同年代のお像には東大寺三月堂諸像があり、なるほど共通点が多い。

スキャン0032

↑三月堂ご本尊の不空羂索観音立像。
どちらも脱活乾漆造で、乾漆ならではの柔らかさを感じさせる。

それにしても、脱活乾漆造は中が空洞であるはずなのに、良くぞこれほどまでの脇手を付けられたものだと感心する。
最近の東博が得意とするサンロクマル(360度)展示なので背面も拝せたのだが、華麗なる表舞台を支える裏側はさぞかし・・と思うものの、意外とすっきりしていた。

それにしても、良いお顔だなぁ。
運慶初期の仏像である円成寺大日如来坐像と似ている。
東大寺再興に関わる際、天平時代の仏像を徹底的に研究した運慶なので、運慶仏にはこの千手観音の血も流れているのだと思う。

つくづく、良いお像だねぇ。
でもさ、光背はないよね?
1000本超の脇手が光背なんだよね?


IMG_6630.jpg

↑何と御朱印が頂けた。
つまりは、
「今日、あなたは仁和寺を拝観しましたよ」
ってこと?

ちょっと嬉しいかも。



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