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邪な植樹

二度とは戻らぬ2018年3月最終日の昨日(って何なんだw)足尾の植樹に参加して来た。

我が足尾に緑を・・・
愛する足尾に緑を・・・
取り戻したい。

その一念で参加した。
受付場所が
本山精錬所
であることなどまったく関係なく、ただただひたすらに緑を・・・
足尾に緑を・・・
その気持ちだけで参加したのだ。


・・で、早めに行って本山エリアをぶらぶら。


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↑鉱員社宅跡地。
この石垣を見るだけで、当時、此処を走り回っていたであろう子供の姿が目に浮かぶ。

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↑鍰(からみ)煉瓦の防火壁。

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↑梅花と精錬所煙突
この取り合わせ、良いね、良いね~♪

足尾は梅が満開で、桜はまだまだ。

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↑愛宕下社宅跡地が植樹場所だと聞いていたが、どうやら此処らしい。
ちゃんと穴が掘られており、完璧なまでに下準備がなされている。

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↑昔ながらの鉱員社宅も、ほんのわずかではあるが残っている。

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↑お♪
ニャンコが居たよ♪

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↑受付時間が迫ったので本山精錬所・・・あ、いや、古河機械金属の足尾事業所に向かう。

あああああっ!
門が開かれとる!
開かれとるがな、門がーーー!
この門の向こうに行くのを、もうどんなにか、どんなにか、待ち望んでいたことか!

そうして、集合時間までの間、本山精錬所を探索したのだった。
廃鉱山マニアの聖地、足尾銅山本山精錬所、やっとこの目で観られた。
何時もは川の対岸からでしか望めぬ精錬所、遠くからでも大きな硫酸タンク三兄弟を間近で観られる幸せ。

もう更地に近いほど解体撤去されてしまった精錬所だが、ベッセマー転炉やインゴット型、型に流し入れるバゲットなどが残されていた。
その他、硫酸サブタンクが一つ、中が気になる計器室、本山引き込み線の鉄道遺構などがあり、現在事業所として使われている二階建て事務所棟も随分と古い。
そして、硫酸タンク三兄弟。

残念なことに
構内撮影禁止
なので撮影はせず。

ええ、ええ、撮影しませんでしたよ(棒)。
もちろんですとも(棒)。


そうして、植樹開始。


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↑始めに、古河社員によるデモンストレーション。

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↑元が鉱員社宅だっただけに、当時の生活を偲ぶものが埋まっている。
碍子、便器の欠片、古い台所洗剤の容器、アンテナの切れっぱし、塩ビの雨どい、など等。
くぅぅっ!萌え要素ありすぎやん!

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↑植樹完了。
ソメイヨシノの大群!
これが大きくなって満開になったら、さぞかし見事だろうね。

つーか、苗木はデカいし、土は瓦礫まみれだし、何気に重労働で疲れたわー。


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↑植樹場所から親水公園を観る。
段々のダムが美しいですのぅ。


植樹が終わり解散した後は、お昼ごはんを食べるために銅山観光へ向かった。
(定番の〝川本〟〝さんしょう家〟は生憎お休みだった)


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↑銅山観光裏手にある通洞鉱山神社の獅子は、相変わらずユーモラスな姿。


そして、再び本山に戻り、動力室のインガーソルランドPE2を拝んでから帰路についた。


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↑雄姿!

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↑こんなボロボロの建物の中にトンデモナイお宝が眠っているのだ。


本山精錬所、良かったー!

あ、いや、
足尾に緑を取り戻すために汗を流した、非常に有意義な一日であった。



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カメ

Author:カメ
永谷園「江戸むらさき」をこよなく愛する。

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