京都滞在二日目三日目

二日目は、京都市内から外れたところにある観音寺へ。
見目麗しき十一面観音に会いに出掛けた。


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↑近鉄線三山木駅で下車。

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↑駅から府道65号線をテクテク歩く。
その距離およそ2キロ。
すると、右手に観音寺の伽藍が見えて来る。

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↑この桜並木を見るのは実に16年振り!
16年前、初めて此処に来たのはNHK学園仏教美術国内スクーリングで。

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↑この本堂の佇まい、16年も経つのにかなりはっきりと憶えてる。
そして此処に、それは美しい国宝十一面観音がおはす。

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↑広々とした池。
亀は居るかな?www


観音寺は、天武天皇の勅願により義淵僧正が開基され、次いで聖武天皇の御願により良弁僧正が伽藍を増築した寺。
奈良時代を象徴する天皇揃い踏み!
凄いなぁ・・・
一時は、十三の諸堂と二十以上の僧坊を有する大寺院だったそうだが、度重なる火災により焼失し、現在残るのはご本尊であり続ける十一面観音。
一番大切なものが残った・・これは中々にないこと。

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↑本堂下に置かれた鬼瓦。
江戸時代のもの。

・・と、この鬼瓦を撮っていたところに厨子の鍵を持ったご住職が来られ、
「さあ、中にどうぞ」
と。

何せ参拝客は自分たった一人。
たった一人が、このようにご住職の手をわずらわせて良いのだろうか・・・と躊躇しながらおずおずと中に入った。

簡単なご法楽をあげてお厨子の扉を開いて下さる住職。
何と、内陣にお招き下さった。
(得度しといて良かったぁ)

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大御堂観音寺十一面観音頭部アップ

↑借り物画像で恐縮だが、お厨子の中にはこのような美麗な観音様が佇んでおられた。

はぁ・・・
美しい・・・

●大御堂観音寺 十一面観音菩薩像●
観音寺の草創期であると思われる天平16年(744年)から宝亀9年(778年)の頃に生み出されたであろう名品。
像高172.3センチの木芯乾漆造。

国宝の十一面観音は全部で7躯。
渡岸寺像
六波羅蜜寺像
観音寺像
法華寺像
聖林寺像
室生寺像
道明寺像
その中で、観音寺・聖林寺像が天平期で、他は平安期の作。
観音寺と聖林寺像は時代も同じながら、天衣の形態などがうりふたつ、その他にも共通するところが多く、木芯乾漆であるのも同じ。

自分は聖林寺と道明寺のお像は拝したことがなく、それは単に
「遠いし不便だし」
なのだけど、この観音寺像と共通するならば、何としてでも拝観したいと思う。

しかし、16年前のNHK学園スクーリング資料を読み返すと
「左手に水瓶を取り静かに佇む姿は奈良聖林寺十一面観音像そっくりであり、技法的にも似ている。
聖林寺像の方はいかにも堂々と胸を張った偉丈夫のほとけを思わせるのに対し、この像は女性的で若々しく、可憐でさえあり、この感覚的な相違は注目してよい」
と記されており、そこに〝似て異なるもの〟の妙を感じる。

〝どちらも可愛い子ちゃんだけど、良く見るとタイプが違うよね〟
聖子と明菜みたいなwww

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↑明菜のw聖林寺十一面観音像


そうして、16年振りの再開の観音様と心行くまで対峙することが叶い、充実した思いで寺を後にした。

ああ・・・
来てよかった。
本当に良かった。


来た道を戻り、駅に向かって歩くと、

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↑来る時は気付かなかったが、こんな雰囲気ありありの竹林が。

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↑竹林を歩いた先に見えるは、廃養鶏場!

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↑清々しき姿の鉄塔。



それから京都市内に戻り、向かった先は下鴨神社。


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↑参道の両側に建つ高級マンション。

「世界遺産にマンション建てるな!」
の地域住民の反対があったりと、色々とアレな物件らしいw

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↑ほんの少しだけ紅葉が残ってた。

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↑オープン蔀戸♪

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↑絵馬も個人情報保護の時代www


こうして二日目は終わり、最終日はチェックアウトの12時まで部屋でダラダラ過ごしてから京都駅に行き、伊勢丹をブラブラして、お昼ごはんをタラタラと食べ、14時台の新幹線に乗って帰った。


これで二泊三日の京都滞在はお終い。

旅の終わりは何時だって淋しく名残惜しいけど・・・
でも・・・
楽しかった~♪



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京都滞在一日目

今回の京都行の目的は、

●総本山智積院の冬報恩講
●今まで素通りして来た市内の西国札所、革堂と六角堂を拝観
●道すがらにイイ感じの神社があれば迷わず参拝
●大御堂観音寺の麗しき十一面観音(国宝)を拝観

と、そんな感じ。


初日は京都市内を攻めようと思い、駅からホテルに行き先ずは荷物を預け、そこから徒歩で革堂に向かった。


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↑ホテルの近くに松本明慶佛像彫刻美術館がある。

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↑京都御所に沿ってズンズン歩いて、御所エリアが終わったところを右折、寺町通を行くと革堂(行願寺)がある。

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行願寺は1004年に行円が開いた。
天台宗でご本尊は千手観音。

「元は狩人であった行円が、ある日山で牝鹿を射止めたところ、その腹から小鹿が産まれるのを見、殺生の非を悟って仏門に入った。
その鹿の皮を常に身につけていたことから皮聖、皮聖人などと呼ばれ、寺の名も革堂と呼ばれた。」

ああ・・
だから革堂なのかぁ。
不思議な寺名だな、とずっと思ってた。

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↑革堂の近くにこんな神社があったのでお参り。

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↑下御霊神社

しかし、境内には乱雑に車が停めおかれ、本殿は修復のために覆いがされていたので写真は撮らず。

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↑烏丸御池の大きなビル群に埋もれるようにして六角堂はある。

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六角堂(頂法寺)は聖徳太子による創建。
ご本尊は如意輪観音。

「六角堂の北側に、聖徳太子が身を清めたと伝えられる池の跡。
この池のほとりに小野妹子を始祖とする僧侶の住坊があり〝池坊〟と呼ばれるようになった。
代々の住職(池坊)は仏前に花を供える中で様々な工夫を加え、それが室町時代のいけばな成立に至った。」

で、この六角堂はいけばな発祥の地だと。

池坊って歴史ある家元だったのねぇ。
割に独創的と言うか現代的な活け方をするから、てっきり新しいのかと思ってた。

そう言や、上子カメは池坊の免許皆伝だか何だかを許されていたなぁ。
めきめき上達して、とんとん拍子に上の方に行ったと思う。

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↑大通りからこのスタバを抜けて六角堂に出られる。
こーゆうところが京都の面白さだよね~♪

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↑六角堂からバスに乗って智積院に来た。

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↑冬報恩講の間、冠木門から金堂と密巌堂の参道両側に提灯が下がる。

夜になってこの提灯の明かりが浮かび上がった様は本当に幻想的なので、陽が落ちるまで頑張って此処に居ようと思ったものの、生憎気温が低い上に強風で寒さに負けて断念。

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↑幕で飾られた金堂。

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↑密巌堂では16時から陀羅尼会が始まっていた。

冬報恩講は、興教大師覚鑁の功績に感謝する法会。
祖師の恩に報いるための法会ゆえに報恩講。

興教大師がお祀りされている密巌堂で〝尊勝陀羅尼〟を一晩中お唱えする。
(でも今は6時間?4時間?ほどらしい)

中には入れないので外で聴いていた。
ビジャヤ ビジャヤ ビボージャヤ・・・
暮れなずむ空とヒタヒタヒタと響く陀羅尼、それが良く合っていた。
とても静かな気持になった。

※保温のために密巌堂が厚いビニールで覆われているが、これを上子カメに話したところ、
「ずるい!私らの時はそんなのなくて吹きさらしだったよ!クソ寒かった!マジむかつく!」
と怒っていたwww

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↑こうして一つ一つに火を入れて行く。

それだけでも大変なのに、風が強くて作業は更に難航していた。

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↑智積院から京都駅に戻って和ローソクを見るw

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↑ホテルのロビーにはクリスマスツリー。

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↑白いツリーは毎年同じだが、オーナメントは微妙に変わってる。
今年は和テイストが入ってる。


これで一日目はお終い。


京都に行ってた

月曜日から京都に行ってた。

楽しかった~♪


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小布施散策

もう10日も前の話で恐縮だが、先月25日に寺庭婦人会研修旅行で小布施散策をして来た。

カメ、初小布施。

生憎の冷たい雨が降り続く中での日帰り旅行だったが、小布施町がこんなに古く・美味しく・美しいところだったとは。
と、かなり小布施が気に入った。



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↑まず向かったのが、曹洞宗・岩松院。

文明4年(1472年)開創のガチな禅寺。
北斎晩年の大作である本堂の天井画が有名。


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↑仁王門の仁王像がお目目パッチリで可愛らしい♪

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堂内はもちろん撮影禁止だが、天井画の北斎「八方睨み鳳凰図」はド迫力もの。
八方睨みの名前通り、どの場所から観ても鳳凰と目が合う♪

その他、広い本堂内には高井鴻山の書や福島正則公の遺品などが展示されていた。

それにしても、平日だと言うのに観光客が多く、広い堂内も人で埋まっていた。
凄いねぇ、小布施。

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↑小林一茶が
「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」
と詠んだ池。

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↑庫裡?の前は地場野菜の無人販売所になっていた。
小布施の至るところにこの手の無人販売所があり、それがとっても良い感じだった。

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↑この手の販促ベンチも徐々に姿を消して行くねぇ。


そして、岩松院から小布施町内に。


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傘を差す上にりんごやら栗落雁を買い込んで両手がふさがっていたので、小布施町並の画像はたった2枚。

散策するにも時間が足りなくて終始駆け足だったために、古い町並みを堪能するまでには及ばず(涙)
北斎美術館にも寄れなかった(涙)
小布施ワイナリーにも行きたいし、ぶどうや紅玉、栗が十分に出回っている10月早々にもう一度来たいなぁ・・と強く思う。

そうそう!
小布施と言えば7月中旬に開催されるマラソン大会!
かなり暑そうだけど、走って観て感じる小布施の町並みは素晴らしいだろうねぇ。


・・と、最後はマラソンネタで終わる安定のカメブログwww


名古屋ちょこっと観光

2週間もの時間が経ってしまったが、名古屋ウィメンズマラソンついでの観光記録。


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名古屋に着いて先ず向かったのが大須観音。
真言宗智山派の別格本山ですぜ。

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大きいですのぅ。
街のど真ん中にあってこの大きさ!

ご本尊さまは聖観世音菩薩。
秘仏であり、大きな厨子の前にはお前立像がおはしたが、生憎眼鏡を持参せずに裸眼では輪郭くらいしか捉えられなかった。
仏像好き必携の書である久野健著「仏像巡礼事典」にはこの御仏の記述がないので、実際のところ(?)は分からない。

ちなみに、愛知と言えば、天武天皇ご勅願で役小角創建と伝えられる「滝山寺」に運慶作と思われる素晴らしい御仏がおはす。

しかし、膝に痛みがあったにも関わらず完走出来たのは、この観音さまのお陰かも・・・。

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南無聖観世音菩薩~♪

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門前通りの商店街。

此処で、大須ういろうと味噌煮込みうどん&きしめんのお土産を買った。


そして、名古屋と言えば金のしゃちほこピカーーーッ!の名古屋城。

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ウェスティンホテル8階の部屋のカーテンを開けたら、何と目の前に名古屋城!

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チェックインしたら名古屋城散策をしようかな・・と思っていたけど、
「こんなに近くに見られるのなら、お部屋内見学でイイや!(疲れてるし)」
wwwww
と外には出ずに、そのままベッドに倒れ込んで寝てしまったのだった。

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2時間くらい眠って起きてカーテンを開けたら、素晴らしくライトアップされた名古屋城が夜空に浮かび上がっていた。

画像には写っていないが、右のしゃちほこ斜め45度くらいのところに月が輝いており、とっても幻想的だった。


そうして、翌日には走って此処まで来て、再び名古屋城を目にするのであった。


それにしても、名古屋市内の道路ってのは、何であんなに広いのだろう。
その上、走ると分かるのだが路面が硬い。
恐らく高速道路と同じ硬度じゃないのかな、一部コンクリ路面もあったし。

何で?
有事の際には滑走路になるのだろうか。
なんつってwww


プロフィール

カメ

Author:カメ
未だ嵐メンバーの顔と名が一致しない。
キスマイ?ジャンプ?
ジャニーズは闇。

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